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東京ワーキングマザーログ

ひとりっ子かもしれない。

子どもは2人がいいと思っていた。

なぜなら、私の年齢と体力を考えると3人はキャパオーバーだと思うし、2人姉弟で育った身として1人はなんだか寂しい気がしたから。

でも、2人目の出産に漕ぎ着けることなく娘の4歳の誕生日を迎えて見送った今、もしかしたらこのままひとりっ子かもしれない、その方がよいのかもしれない、と思い始めた。

妊娠しにくいわけではない。夫は理解があって協力的だし、経済的にもまったく問題はない。だけど、娘が2歳のとき、そして3歳のとき、仕事と保育園のタイミングを考慮しつつ妊娠したものの、二度とも流産となってしまった。検査や遺伝子カウンセリングを受けた結果、偶発的な異常であり、今後の妊娠に影響はないと言われたけれど、いや、これ私の年齢のせいですよね。だってもうアラフォーだもん。ていうか、娘のときは妊娠出産に何も問題はなかったし、娘も特に何の異常もなく生まれてきたけれど、もしかしたらそれがもう、ものすごくラッキーなことだったのかもしれない。

またトライしたら妊娠はできるだろうと思う。卵子の老化とかはともかくとして、健康だし生理も規則正しいし毎月きっちり排卵もある。でも、妊娠できても出産に至るか分からないし、無事に生まれても異常があるかも分からない。こんなに平穏で安定した3人の生活を乱すようなことは、もうしない方がいいのかな。

そう落ち着いたかと思えば、ふと急に、あの生まれたての子を抱くときの感覚をどうしてもまた味わいたくなって、最後にもう一回だけって気持ちにもなる。無限ループ。だんだんと、もうこのまま娘ひとりがいいかなって考えが優勢になってきた気がするけれど、本当、「不惑」なんてだれが言い出したんだっけ。まだまだ惑いまくってますけど。もう立派なアラフォーなのに。

ちなみにひとりっ子育ちの夫は、自分は一人でも二人でもどちらでもいいから、私が好きなようにしていいよ、と言う。だって、家事育児はいくらでも協力できるけど、妊娠出産に伴う痛苦に関しては何もできないから、って。5歳下のくせになんてちっとも惑ってないんだ君は。

次こそ無事に可愛い子が生まれる保証があるなら1ミリも惑わないんだけどね!(当たり前か…笑。)