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東京ワーキングマザーログ

2019年のお正月

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦はお雑煮を食べてから、近所の神社で初詣。昼に夫両親もやってきて、みんなでお正月ランチ。毎年恒例となった「意気な寿司処 阿部」のおせち(美味しい!)をメインに、義母手作りのローストビーフ、デパ地下で買った黒豆・田作りなどを、一応自分で作ったサラダとともに食卓に並べた。自分で手間暇かけることよりも美味しいものが揃ってることを評価してくれる理解ある義両親で、本当にありがたい…。

ランチを義母のお雑煮で締めたあと、みんなで近所の寺社めぐりへ。しかしその後も六花亭のお菓子に阿闍梨餅、晩ごはんにすき焼きとおせちの残りと、いつもながら延々と食べ続けた感のある元日。今も本当にお腹いっぱいで、さすがに反省しています… 体重計怖い。

こんな風に、今やすっかり簡略な現代的お正月を過ごしている我が家だけど、お正月が来るたびに思い出すのは、幼少のころの父方祖父母宅でのお正月。

祖母は味噌でも梅干しでもなんでも手作り、出汁の鰹節も自分で削るタイプのいわゆる旧式のおばあちゃんで、いつも大勢の親戚がどれだけ食べてもなくならない量のおせちやお雑煮を用意していた。お餅は近所のお店ののし餅を箱買いして、離れの縁側に必要な数だけ取りに行くのは子どもの仕事。ものすごく働き者で、ふだんは休むことなく何かしていた祖母だったけど、元旦には刃物は使ってはいけないと言い聞かせられたのが今も記憶に残っている。あのころの私はおせちは苦手な食べ物ばかりで、何日も食べ続けるのはうんざりだったけど、今ではすべてが懐かしい、過ぎ去りし昭和のお正月の過ごし方。

再現したくても自分にはできないと思うと切ないけど、私の祖父母が教えてくれた生活の知恵やならわしを、少しでも娘に伝えることができたらなーなんて思った2019年の元旦でした。

今年も皆様にしあわせがいっぱい訪れますように!(ついでに我が家にも!笑)