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東京ワーキングマザーログ

「日本のワーキングマザー」の衝撃

NY Timesが日本のワーキングマザーを取り上げた記事が話題になってると聞いて、さらっと読んでみたら、我が家とはまったく違う世界が広がっていた。「共働き」「ワーキングマザー」というだけでは一括りにはできないし、共感しあえるわけでもないのは分かってたけど、これはもう同じ部類に属してる気がしない。

私も保活には苦戦したし、復帰直後からフルタイムだったし、保育園入りたては娘が病気がちで大変だったし、なのにそういうときに頼れる実家・義実家はないしで、それなりに苦労してきたつもりだったけど、この記事の人とかもうレベルが違いすぎて引く。子供の数も違うから単純には比べられないけどさ、夫がこれだけ何もしない(できない)とか、勤務先がこんなに時代錯誤な思考回路とか、何なのこれ。私がこの状況だったらとっくに全部投げ出して逃げてる。

うちの夫は家事も育児も全然厭わないし、むしろ私と同じかそれ以上の家事育児を日々こなしてる(ちなみに夫と私の年収はほぼ同じ)。私の勤務先はワーキングマザーに理解があるし、残業なんか強いられないし、私は復帰後に昇進も昇給もしてる(ただしバリキャリではない)。私のまわりや友達には、我が家みたいな家庭が多いから、最近はこういう形態が「共働き」な時代なんだと思ってたわ。属するコミュニティとか働く業界の違いなのかなんなのか。

たとえ夫の年収が倍になると言われても、私はワンオペで家事育児は絶対にお断り。逆でも嫌。ふたりで働いて、家事も育児も均等にシェアすることで、我が家はしあわせな均衡を保っている。というか、もしこのバランスが崩れたらもう存続する気がしない。(あーでも… もし夫の年収が5倍になるなら、私仕事やめて大学院とか行きたいかも。笑。)

それはともかく。
日本のワーキングマザーがみんなこんな状況かのように発信されるのは、ちゃんと家事育児をこなしているワーキングファーザーたちの立場を考えると若干イラつくんだけど、これを機に時代錯誤な体制や考え方の会社や男性が自分たちがやばいということに気付いて行動や考え方を改めてくれますように! 本当にそれだけは切に願う。

NY TimesのTweet

と、記事。 Japan’s Working Mothers: Record Responsibilities, Little Help From Dads - The New York Times

日本語もあった。 日本のワーキングマザー 妻の過大な負担・夫の過少な支援 - The New York Times