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東京ワーキングマザーログ

10連休備忘録、その1(多分)

3日経ったのにまだ折り返しどころか3分の1も消化してないなんて、さすが10連休。昨日と今日の2日間はほぼ娘と二人で過ごしたんだけど、覚悟していたよりもずっと大変じゃなかった。休日ゆえに私の心と時間に余裕があったのもあるけど、4歳8ヶ月って意外と一丁前だわ。もはや母親の私のほうが娘の成長にキャッチアップしきれていない…。遠出などのビッグイベントなしの10連休はなかなかにハードではあるけど、日常の近いペースで娘とがっつり10日間過ごすって、娘を知るのによい機会でもあるのかも。そう思ってがんばろう。あと7日間!

先日の池袋暴走事故で、妻子を亡くした男性が会見していたけれど、私は父のことを思い出して、なんだかどうしても見られなかった。父は32歳のときに妊娠中の妻(私の母)を突然のできごとで亡くした。当時私と弟は4歳と2歳。私が大人になってから「お母さんが死んだ直後には子連れで後追い自殺も考えた」と父が話してくれたことがあった。冗談ぽくだったけど、当時はものすごい絶望の底にいたのだろうし、もしかしたら結構真剣に考えたのかもしれない。死にもいろいろあるけれど、ああいう誰かの過失による死は本当に本当に悔しい。

そういえば娘は4歳8ヶ月を過ぎて、母を亡くした当時の私の年・月齢を超えた。私は結婚も出産も母より10年遅れで、母が亡くなった年齢はとっくの昔に超えているのだけれど、ここから先は母親としても母の経験値を超えていくのかと思うと、なんだか感慨深い。そして私はまだちゃんと生きていて、娘には当たり前のように母親がいる生活を謳歌していて、本当によかったなーと思う。なんの根拠もないのに、この節目を超えるのがなんだかずっと不安だったんだよね…。長年「母親なしで育ったコンプレックス」を拗らせている私ではあるけれど(まーでもそれも悪いことばかりではなかったけど)、娘には普通の「お母さんがいる日常(人生)」を与えてあげられますように。

と言いつつ、そもそも私は「普通」がなんなのか分かってない気が…。インターネットのある時代でよかった。笑。