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東京ワーキングマザーログ

「母娘」にまつわる、簡単ではない話。

先日、Twitterで私がフォローしている方のTweetに呼応して、たくさんの女性が自分の母親に性的な成長を抑圧された経験をTweetしていて、正直ちょっと驚いた。外見を否定する、第二次性徴を嘲笑する、ブラを買い与えない、化粧や脱毛などを禁止するなんて、ごく一部の毒親・虐待親の話かと思っていたけど、娘の性的な成長を受け容れられない母親って思ったより多いんだな…。

幼児期に母を亡くした私は、そういうことは自分で考えて対処することを余儀なくされて、10代の頃にはそんな自分のことを可哀想と思ったりもしていたけど、私にとっては憧れだった両親の揃った家庭が実は機能不全を抱えていた可能性もあったのか…と思うと、なんとも言えない気持ちになる。10代の私の心細かったり寂しかったりした気持ちは永遠に埋まらないけど、その代わり私はほかの誰かが喉から手が出るほど欲しかった自由を持っていたのかと思うと、なんかもう本当に切ない。

私には、実の娘が性的に成熟することに対して嫉妬・否定・抑圧をするなんて、絶対に理解できないし、あり得ないとも思うけど、実際に娘が第二次性徴期を迎えたときに自分は上手に対処できるだろうかと考えると、今はまだ自信がない。過保護や過干渉になりすぎることなく、必要な知識を与えて手引きをしてあげるのって、そんなに簡単じゃないよね…。娘はまだ5歳、まだ何年も先の話にも思えるけれど、いろいろと準備しておこう(メンタル的にも知識的にも)。