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東京ワーキングマザーログ

初期精密超音波検査と絨毛検査の話

円高だったり熱海行ったりで後回しになってしまったけど、ちょっと前に先月の絨毛検査の詳細検査の結果を聞いてきた。今回はすべての染色体が正常とのこと。染色体異常だけが先天異常ではないけれど、ひとつ不安要素が減ってほっとした。

ついでなので、FMCクリニックでの検査などについて書き残しておこうかな。もしも他の誰かの参考になれば。

1. 遺伝カウンセリング
私がFMCクリニックを初めて受診したのは、2年ほど前。そのころ亡くした胎児に染色体異常が見つかり、遺伝や出生前検査ついて専門的な話を聞きたいと調べて、FMCにたどり着いた。情報だけならネットでも得られる時代だけど、専門知識を持った遺伝カウンセリングのプロと話すのとはやはり全然違っていて、正しい知識を持つことで気持ち的にはラクにはなったし、今後どんな検査を受けるかを選ぶ指針にもなった。それでも不安は完全に払拭されないけど、ひとりでもやもやと悩むならカウンセリングを受けるのもよいかと思う。

2. 初期精密超音波検査
今回、私が検査を受けたのは妊娠12週。超音波検査は正直絨毛検査のついでって感じだったんだけど、満足度は予想外に高かった!時間をかけてじっくり見ながら一つ一つきちんと説明してくれるし、へその緒や心臓の血流は動きが彩色されて表示されるし、モニターも大きくて見やすいしで、素人でもかなり分かり易かった。この精密超音波検査で染色体異常の確率を計算して、その場で出してくれるレポートの一部がこちら。


検査結果を元に三大トリソミーのリスクが修正されている。

3. 絨毛検査
まずは超音波で胎盤の位置を確認し、刺す方向を決め、消毒などの処置。慎重に準備が進められるにつれ緊張してくるけど、それを察してか他愛のない雑談をしてくれる先生の心遣いがありがたかった。

検査自体は、絨毛を採取するときよりその前の局所麻酔の注射が痛かった。歯医者の麻酔みたいな感じ。麻酔が効いてから刺された絨毛採取の針は痛みはなかったけど、子宮壁?を突き抜けるときの衝撃がどん!と予想以上で、思わずびくっとしまった…(笑)。絨毛採取自体は至ってスムーズに終わり、針を抜くときもまた同じような衝撃がきてびくっとしたけど、トータルで思ったよりも痛くもなく問題もなし。刺した場所に絆創膏を貼って、胎児の様子を超音波で確認して、終了。そのまま安静に…とかもなく、普段どおりの生活でお風呂もオッケー。

ちなみに採取した絨毛をモニターで見せてくれたのだけれど、ピンクの繊維の末端が赤い感じで、なんかカニカマっぽかった(笑)。無事に絨毛が採取できたことと、精密超音波の結果が良かったことで、この日は安堵して帰宅。

4. 絨毛検査の結果
結果は、QF−PCR検査(3大トリソミーと性染色体)が三日後、染色体G分染法検査(全染色体)は二週間後。QF−PCRの結果が早いと思ったら、検査機関がクリフム付属のラボで納得。ちなみに検査結果は、私はいずれもクリニックで医師・カウンセラーから直接説明を受けたんだけど、遠方から受けに来る人の場合はどうなんだろう?

今回の検査で、少なくとも染色体は正常と分かり、40代高齢妊婦としてはやっとひと安心。来週は中期の精密超音波検査で心臓や脳などの臓器の発達を見てもらう予定。

どんなに産前に検査をしたところで、無事に産まれるまで安心はできないし、出生後に判明したり後天的にかかる病気や障害もいっぱいあるけど、まーあまり考えすぎると怖くて産めないよね…。とりあえずは体重を増やし過ぎないように、妊娠糖尿病や高血圧にならないように、できるだけ健康的な妊婦ライフを送らねば。