amamammelog

都心で働き、都心に暮らす40代母の日々の記録。

またひとつ年を取った

もうお祝いなんて要らない、というかもう年はもう取りたくない… と思っていたけど、会社でチームのみんながサプライズでお祝いしてくれた。

せっかくのキルフェボンのタルトが箱のままだけど、美味しかったしうれしかった。やっぱりごちゃごちゃ言わずに誕生日は祝うほうがよいよね。と言いつつ、一週間前に夫の誕生日でケーキ焼いたからケーキはもういいか…となって、家では誕生日ムードなし。笑。娘からはハートに折った折紙(手書きメッセージ入り)を貰い、夫からのプレゼントは「入荷待ち」だそうで待機中。

ちなみに誕生日の日付自体は近いけど、夫は私より5歳下。年の差を感じることは滅多にないけど、不意に昔流行っていたことの話をしてまったく通じないとムカつく。笑。

年といえば、二人目欲しかったけどそろそろ潮時かなー。計画外とか予定外とかもまったくありえなくはないけど、今後家族の未来を考える上では一人っ子確定路線で行こうかと。とにかく娘は可愛いし、我が家はとてもしあわせだから、これはこれでいいのだと思う。

先週末は大好きなズーラシアンブラスの「音楽の絵本」コンサートへ。「子ども向け」とか「娘のため」とか言いつつ、一番ズーラシアンブラスを楽しんでるのはもしかしたら私かもしれない…と気付いてしまった。笑。

「音楽の絵本」は構成がよく考えられていて、前半はわりと静かに聞かせる感じに始まり、後半はアレンジやお決まりギャグの演出で楽しませ、最後は陽気な曲でシメる。もう5回は行っててパターンは分かってるんだけど、毎回曲が違ったりアレンジが違ったりで、本当に楽しい。

今後は5月のファンクラブコンサート、8月のサマーミュージックフェスティバルにも娘を連れて行く予定。今はキャラクターのぬいぐるみ効果(?)で喜んで来てくれる娘だけど、もう行きたくないって言い出したらどうしよう。あと5年くらいは大丈夫かな…

「The Umbrella Academy」ー ある家族の物語

アメコミが原作のスーパーヒーローもの。だけど「スーパーヒーローが世界を救うために悪と戦う」正統派ではなく、どちらかというとスーパーヒーローの家族ドラマ(+世界を救う)。マーベルでもDCでもなく、ダークホースコミックス(「シンシティ」あたりが有名)とあって、世界観もなんだか新鮮。

始まりは1989年10月1日。前日まで妊娠すらしていなかった世界各地の43人の女性が突然、しかも同時に子供を産む。億万長者のハーグリーヴス卿はそのうち7人を探し出して養子にし、その中で特殊能力を持った6人を訓練。「アンブレラ・アカデミー」というスーパーヒーローチームを作りあげ、一世を風靡した。

それから十数年後、離散していたアンブレラ・アカデミーのメンバーたちは、ハーグリーヴス卿の死を知って集結。その葬式で急に時空が開き、タイムトラベルで失踪していたナンバーファイブが帰還する。それを機に奇妙なできごとが起こり始め、やがてアンブレラ・アカデミーはふたたび世界を救うために戦い始める。

…と書くとやっぱりヒーローものなんだけど、デジタル感がなく近未来感もない。一応ドラマでは2019年の設定なんだけど、服装とか街の様子とか、どこかダークでレトロで、それが逆にかっこいい。ハーグリーヴス邸の薄暗くてアンティークな感じとか、母親型ロボットの50年代なファッションとか、ダサめなドーナツショップとか、すごーく好み。音楽の使い方もストーリーとの絡め方がすごく上手くて、特に「One」がかかるシーンは、映画「マグノリア」を思い出してきゅんとなった。ワルキューレの騎行のシーン、ボーリング場のシーンは意表を突かれて笑った。ストーリー展開はちょっと無駄が多い感があるけど、こういう映像と音楽の組み合わせ、トータルでのドラマの世界観は私の好みにストライク。ああシーズン2も楽しみ。

しかしひとつだけイラっとしたのが「携帯電話」が一切出てこないこと。設定2019年なのにどうしてー!と思ってたら、原作は1977年が舞台だった。そういうことだったのね…

「アンブレラ・アカデミー」の演者の面々はヴァーニャ/ナンバー7を演じるエレン・ペイジ以外はわりとフレッシュな感じ。私はキャラクター的にはクラウス/ナンバー4が一番好きかな。あと、殺し屋チャチャを演じているのがR&B界のクイーン、メアリー・J・ブライジってのが私には衝撃だった。顔を見ると「Be Without You」が頭を流れるんですけど!女優を始めたなんて全然知らなかった。ほんと衝撃。

あ、でもこれ、家族ドラマです。機能不全に陥ったかつてのスーパーヒーローファミリーの再生の物語、プラス、人類の滅亡の阻止。だけどやっぱり家族なのよ。たとえ歪でも、そこには愛がある。

もったいないって簡単に言えない。

旦那様の海外駐在に帯同中の友達(二児持ち)から帰国の時期が決まったと連絡が来た。

またご近所ワーママ付き合いができるー!と喜んでたら、自分の実家のある都外の住宅地に住んで専業主婦をしたいとか。えーもったいない!って返しそうになったのをぐっと堪えた。学歴だって職歴だってぴかぴかで本人も優秀でまだ30代半ばなのに、と外野の私は思っちゃうけど、本人なりにいろいろと考えや覚悟のあることだよね。私からしたら仕事を辞める方が辛いし怖いと思っちゃうけど、仕事を辞めて海外に行って、その間に第二子も産んで育てて…と、私とはまったく違う数年間からの専業主婦志向。もったいないとか簡単には言えない。

でもとりあえず時差を気にせず話せるようになるのが楽しみ。夏までが長いなー。

ついでに、週末に娘と一緒作ったケーキ。

シフォンケーキを焼いて生クリームとカラースプレーとキャンドルでデコレーションしただけ。いちごはあまり好きではない娘に却下されて、なんともシンプルな仕上がりだけど、一応、夫のための誕生日ケーキ。笑。シフォンケーキはちゃんと焼けていたから、いっか。

私は器用でない上に面倒くさがりで、お菓子作りとかあまり向いてないんだけど、娘は本当に楽しそうだった。小さな失敗はいくつかあったし、クリームは塗りムラだらけだけど、まー、まだ4歳半。いろんなことに興味を持って体験して楽しんでくれたらそれでよし。私が面倒だとか時間がないとか、そういう理由でNOと言わないことが、ささやかながらも私の目標でもあります。笑。

材料も余ってることだし、またシフォンケーキ焼こうっと。

「Grimm」ー 魔物とイケメンと、ドイツ史へのノスタルジー

イケメンが魔物退治するドラマと言えば代表作は「スーパーナチュラル」だと思うけど、私の推しはこの「Grimm」。魔物と特殊能力者(スーパーヒーロー)を足してダークファンタジーで味付けした刑事ドラマ。「スーパーナチュラル」に比べるとイケメンが少ないけど、背景設定や小道具に漂う歴史感がたまらなく好き。

ポートランド市警の殺人課の刑事であるニックは、ある事件をきっかけにこの世界には人間の姿をした魔物(ヴェッセン)が潜んでいること、自分がそのヴェッセンたちを狩る種族「グリム」の末裔であることを知る。実は「グリム童話」はグリム一族によるヴェッセン狩りの記録でもあった。ニックはグリムの知識と力でヴェッセン絡みの不可解な事件を解決していくうちに、やがてグリムとヴェッセンをめぐる謎や抗争に巻き込まれていくー というのがざっくりとしたストーリー。1話完結の事件にメインプロットの伏線が張られてじわじわと同時進行していくという、「メンタリスト」なんかと同じタイプ。

アメリカが舞台だけど、「グリム」ゆえに架空の固有名詞なんかにドイツ感があって、大学時代にドイツ史を専攻してた私はなんとも言えない懐かしさがこみ上げてくる。笑。そこもこのドラマにはまった理由のひとつだけど、ニック役の俳優さんは私好みのイケメンだし、ヴェッセンの各種族(平和なタイプから獰猛なタイプまでいろいろある)のキャラ設定も楽しいし、事件や戦いを通じて、ニックと仲間たち(ヴェッセンもいるし人間の警察仲間もいる)が結束していくのも好き。ファンタジー的にはダークだけど、話としては重くないのもいい。

しかし、シーズンごとに別々に観たせいで、途中から誰がなんの勢力でどういう敵なんだったか、何をめぐって抗争してるんだったかが、よく分からなくなってしまった…。ちゃんと伏線回収できてたのかも謎。笑。6シーズン通しで観たらまた感想が違うかもしれないけど、ドラマのコンセプトは楽しかったし、キャラクターも魅力的だから、それでよし!

スピンオフが製作中という情報も。もし完成したらこれも是非観たいー!!

‘Grimm’ Spinoff With A Female Lead In Works At NBC – Deadline

好きだったことを忘れてしまったこと。

少し前に、街で小沢健二を見かけた。
高校生の私にとって王子様だった小沢健二
1997年頃までのCDは全部持ってた小沢健二
Oliveの連載も欠かさずに読んでた小沢健二

約20年の時を経て、私がおばさんなら彼もおじさんなんだけど、彼はやはり変わらず「小沢健二」で、でもあんなに彼の歌が好きだったのにいつのまにか私はまったく聴かなくなってた。それでひさしぶりに「恋しくて」と「流星ビバップ」を聴いてみたら、なんかもう懐かしさで耳を殴られた。どうして好きだったことを忘れてしまってたんだろう。

嫌いになったわけでも忘れようとしたわけでもない。でもなんかどっかに置いてきちゃったんだよねぇ。時代とか流行りとか忙しさとか、あるいはまわりの誰かの影響とか、多分そんな小さなことで。ふと振り返ってみたら、置き去りにしてきてしまった「好きなこと」がいっぱいあった。

キューバダイビングは機材も結構揃えてたのにな。アメリカ在住時にはまってたR&BやHip Hopはもはや違う世界のよう。ほぼ週一ペースで映画館行ってたのも遠い昔で、ボビィブラウンのアイライナーはみんな干からびたし、ヒールの高い靴もいつのまにか少なくなった。

好きなこととかこだわりとか、そのときどきで移ろっていくのは当然ではあるけど、ここ数年は手離したり置いてきたりしたことの数が圧倒的に多い。その空いた分のキャパシティは夫と娘に持って行かれてて、それはそれでよいことなんだろうけど、なんだか自分が薄くなったような気もするわ。

このブログと海外ドラマは、もしかしたら最後の砦かもしれない。笑。

4歳半。

今月で娘が4歳半になったことを、さっきふと思い出した。小さいときは毎月が節目だったのに、いまでは半年を節目に感じるなんて、ちょっと忙しさにかまけすぎかな。しかし、こどもの成長は早い。

なので、たまには成長記録でも。

体の成長
身長 106.8センチ
体重 17.3キロ
靴のサイズ 18センチ
見た目より重い骨太体型(私の遺伝)。

習いごと
* アート教室(月一回)
夫の親友の子供(3歳)とふたりで、若いアーティストのお姉さんと楽しくアートをしている。保育園よりずっと自由で楽しそう。だけど服の汚し方がハンパない。
* バレエ教室(週一回)
保育園で仲良しのお友達と一緒なのと、レオタードやシューズが可愛いのとで、楽しんでいる模様。恐ろしいくらいに体が柔らかくなってきた。
* くもん(週二回)
教室には喜んで通っているけど、最近は宿題がぐずぐずになりがち。特に数字。繰り返し書くのはつまんないのは分かるけどね…
* こどもちゃれんじ(毎月)&English(隔月)
しまじろうLOVEでDVDも教材もエデュトイも満遍なく楽しむけど、英語への興味は低い。英語どうしよう。

好きな遊び
プリンセスごっこなどのごっこ遊び。とにかく可愛いものが好きで、お絵描きやお手紙にはハートとリボンがいっぱい。仲良しのお友達とはお揃いのヘアピン(100均)をしたり、ひそひそ内緒話をしたり、お手紙を交換したりと、もはや完全につるむ系の女子らしい。どうしてこうなった。

一方で、外遊びも大好き。登る系遊具好きだったのが、最近は鉄棒の前回りと雲梯をマスターして、手のひらにマメができるくらい遊んでいる。本人曰く「大縄の走りこみ跳びもできる」らしい。見たことないけど。

昨夏以降、保育園のお友達と週末に遊ぶ機会がぐっと増えた。バレエ教室も一緒のお友達とは、お互いの家を行き来して遊ぶ仲。他のお友達ともキッザニアに行ったり、ディズニー映画に行ったり。完全に子ども主体の付き合い+親同士の交流だけど、いい子&いい人たちばかりで私も楽しい。

好きなアニメ
相変わらず好きなプリンセス第一位はエルサ。これだけはブレがなくて助かる。笑。悪意のあるキャラが苦手で、プリキュアもまだ怖くて見れない。しまじろうなどの平和なアニメをNetflix、Hulu、Amazonプライムから自分で選んで観てる。(YouTubeは私が好きじゃないからまだ与えてない。)

好きな絵本
「おかしのくにのバレリーナ」「おどりたいの」「ちいさなりすのエメラルド」「エメラルドのさがしもの」などの絵が可愛い絵本をよく読む。自分でも読めるようになってきて、ひとりで絵本を開くことが増えてきた。「こどものとも」、また始めようかな。

好きなファッション
男の子みたいでいや!と頑としてズボンを履かない。保育園はいつもスカッツ。週末はほぼワンピース。ピンクと赤と水色(エルサ色)が好き。気に入らないものは絶対に着ないファッショニスタ。

普段着はH&M、Next、petit main、green label relaxing、Gap、UNIQLOBelle Maisonあたり。肌着とパジャマはCombi mini、お出かけ用はHakkaやBebe系。

今後の課題
保育園の担任の先生には「何も問題ない、とってもいい子」と言われるけど、家では相当な甘ったれ。保育園でがんばってる分も甘えさせてはあげたいけど、バランスが難しい…。目下の最重要課題は「箸の正しい持ち方」なんだけど、全然練習したがらないんだよね。困った。

それと、最近気になるのは防犯意識。わりと治安のよい地域とは言え、どこで何があるかは分からないし、小学校に入る前にはしっかりさせたい。けど、人見知りで臆病なところもあるから、変に恐怖心を煽ったり先入観を与えたりするのも心配。みんなどうしてるんだろう。

あと英語。まったく興味がないわけじゃないとは思うんだけど、あんまり食い付きがよくない。勉強科目としての英語はともかく、せめてグランパ(夫の父親。英語圏出身。)と話せるようになって欲しいんだけどな。もうちょっと早くから手を打つべきだったかな。

以上、娘4歳半の記録でした。

次回はたぶん半年後の5歳の誕生日あたりに。ていうかあと半年で5歳って!どういうこと!!そりゃもう立派な幼児な訳だわ。なんかもう、私の母としての成長が追いつきません。どうしよう。

「Fleabag」ー 皮肉と笑いの向こう側

ブリジット・ジョーンズって、シュガーコーティングされたファンタジーだったんだなーと改めて思った。まぁ、そっちは所謂ラブコメなので当然なんだけど、この「Fleabag」は、とあるイギリス人のアラサーダメ女のクズっぷりとシビアな現実をオブラートに一切包まずさらけ出してくる。ストレートな下ネタ満載なので苦手な人は要注意だけど、面白い。

Fleabagは直訳すると「蚤袋」、要は汚らしくて不快な人というような意味。もともとは一人芝居だったためかドラマでも主人公には名前がなく、タイトルの「Fleabag」が彼女のことを指すのだけど、まータイトルどおりに本当クズ。笑。性欲が旺盛な上に性的にだらしなく、始終セックスのことを考えているタイプ。のっけからガツンと下ネタ。そして時折ふっと彼女がこっちを向いて話しかけてくるんだけど、それがダークでシニカルでとにかく面白い。

しかし、下ネタや自虐的な笑いの一方で描かれるのは、Fleabagのハードな現実。一緒にカフェを始めた親友に死なれ、カフェは金策も尽きて破産寸前。彼氏には愛想を尽かされ、他の男たちもろくでなし。家族関係も複雑で、神経質なキャリアウーマンの姉との関係はぎこちなく、無神経で不愉快な継母に支配されている父親は助けてくれない。ドラマは面白おかしく進行していくものの、ドライで辛辣な笑いの合間に見え隠れするFleabagの孤独感と八方塞がり感が痛い。時おりフラッシュバックで挟まれる、死んだ親友との思い出のシーンだけが温かくて、それが余計にFleabagが抱える孤独を際立たせてる。ていうか、どのキャラクターも漏れなくクズ(死んだ親友除く) って何なの。いやこれが現実なのか。

そして迎えた最終話では、伏線が回収されてガツンと来る。5話目までとは着地点が全然違って、いい意味で裏切られたわ。しかし、まったく期待せずに観た「Fleabag」が予想外のストライクだったせいで、その後興味を持てるドラマがなかなか見つからない… 笑。ミニシアター系映画が好きな人におすすめです(多分)。